癌に転移の時間を与えないために|メディカルチェックが命を守る術

医者

男性だけに起こる病気

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男性にしか存在していない臓器が前立腺です。前立腺は膀胱の下部に位置する生殖器のことを指しており、3cm程度の大きさです。直腸の壁越しから指で確認することができ、正常な生殖活動を行なうためにも、排泄機能を調節するためにも重要な役割を持っている臓器とされています。未だ解明されていないことも多くあると言われる前立腺ですが、がん患者の死亡例でも頻度が高い危険ながんとして知られています。欧米諸国に比べると国内の前立腺がんの患者数は少ないですが、高齢者に多く発症してしまうため予備軍や可能性を考えると決して安心できない数であると言えるでしょう。食の欧米化が進んでいる現代において、欧米諸国のように前立腺がんの患者が増えてしまう可能性も示唆されており、定期検査の重要性を説く社会作りが求められています。

前立腺がんは初期症状がほとんど見受けられないという特徴があります。進行して初めて排尿に影響が出てくるのですが、前立腺肥大症と同じ症状のため素人判断で放置してしまう人も少なくないのです。前立腺がんはリンパ節や骨へと転移してしまう可能性が高く、転移すると下肢にむくみや麻痺の症状が出てしまいます。初期症状がないことも要因となり、転移した場所の症状から前立腺がんが発覚することもあります。転移してしまうと治療は長引きますし、進行が進み過ぎると完治の可能性は低くなります。そのため、定期的に検査をすることがとても大切だと言えるのです。前立腺がんが進行することで排尿に異常が見られるほか、血尿や骨の痛みを伴います。そうなる前にPSA検査を受けましょう。PSA検査は血液検査のため、簡単に行なうことができます。また、同様に直腸検診も受けることが非常に大切です。